北海道のひびきの村 サマープログラム
手仕事の講座をさせていただくことになりました。
2025年 8月8日〜8月14日
人智学共同体という豊かな環境で、真夏の一週間をご一緒しませんか?
私にとっても、一度訪れてみたかった場所で、このような機会をいただけることは大変ありがたくとても楽しみにしております。
サマーコースは、午前午後の手仕事と共に、関倫尚さんによるソーシャルオイリュトミー、関麻依子さんによる粘土造形の1日となります。
「羊毛が語ること / 手仕事・芸術・アントロポゾフィープログラム」

<講座の詳細内容>
●手仕事1:「素材に慣れ親しむ 〜 羊毛が語ること」

天然素材の羊毛を手にして、感じること・見えることなど感覚を通して伝わってくることに耳を澄ませてみましょう。
そして、羊毛が一つ一つの工程を経て変容していく中で見え隠れするありようをじっくり体験したいと思います。
螺旋の動きの中で糸が生まれるという「紡ぐ」行為〜シンプルな道具を使って紡ぐことを通して、
人間はなぜ紡いできたのかを見つめていきます。

●手仕事2:「ものをつくる」とは 〜 ウェットフェルティング
「つくる」とはどのようなことなのでしょうか?人とものとの関係性を見つめ、生まれてくるようにつくるとは。
ものが使われる様子を想像しながら素材と向き合います。人間の「置く」という行為について考え、
草木の様々な色の羊毛をゆっくりと重ね、何かを置くためのマットを作ります。
周りの小さきものに意識を向けることで気づくことを、みなさんと語り合いたいと思います。


ソーシャル(社会/働く場所における)オイリュトミー
毎朝のはじまりの時間に、個とグループ全体を輝かせる
「オイリュトミー(R.シュタイナーが創造した新しい身体芸術、ギリシャ語で「美しい動き」の意)」を使って、
仕事や社会生活に役立つ動き、ワークを行います。

粘土造形ワーク
自然有機物、水と土、触るだけでも癒される日本の陶芸用土粘土を使って、
具象と抽象、個人ワークとソーシャルアートワーク、
アントロポゾフィー(R.シュタイナー哲学、人間とは?の意)的「造形」アプローチで、
今回は3回の時間を通して、エッセンス的な形でのワークのご紹介です。

詳しくは、下記のひびきの村のホームページの案内をご覧ください。
ひびきの村のホームページ:サマープログラムの案内ページ
https://hibikinomura.org/?p=3109

お申し込みフォームはこちらです。
https://ws.formzu.net/fgen/S4991261/

 

 

 

 

 

 

 

 

終了したワークショップ 

麻糸で編むかばん

 

かばんをかぎ針で編んでみませんか?

麻糸で編むと、柔らかい籠のような風合いになります。さらりとした肌触りと張りのある素材は、夏にぴったりです。

かばんの底の部分から編み始め、ものが中に入る様子を想像しながら大きさや深さを考え、編み目を工夫します。持つという動作を見つめ、かばんの持ち手もそれぞれの形に編んでいきます。

 

 

 

土曜日2回講座 10:00〜12:30

定員:5名 

持ち物:かぎ針5号または6号

 


 

草木の色であづま袋をつくる

 

私たちはものを持ち運ぶときにかばんや袋を当たり前のように使っています。一枚の布で包むという姿、

そして、袋状の中に入れるという姿、その中間にあるようなあづま袋。

腕に抱えて持つこともでき、手提げ袋として、また、かごのようにして使うこともあります。

このワークショップでは、袋とともにある私たちの手の様々な動き「持つ」

ということを考えたいと思います。布を草木の色の濃淡を感じながら染め、手縫いで袋へと形作ります。

 

10:00〜15:00(お昼の休憩を挟みます)

定員5 

 


 

糸を紡ぐ

 

 

 

羊毛のもたらすあたたかさは、私たちの魂をもあたためてくれる

豊かなものです。羊毛に触れ遊び、そして紡ぎ、その素晴らしさを

感じる心を存分に開いてみませんか?

 

螺旋の動きのなかで糸が生まれ来る、紡ぐという行為。   

シンプルな道具を手にして紡ぎながら、長い歴史のなかで人間が培ってきた自然素材との関わりを感じたいと思います。また、様々な工程を経て「もの」に なっていく創造の力を見つめ、 自然との新たなつながりを持つこと、手仕事の意味や私たちのいのちある暮らしについて共に考える機会にしましょう!

 

土曜日3回10:00〜13:00

定員8名

 


 

日々楽しむ草木の色

 

 

実りの季節、彩りに深まりを感じる秋の気が漂い始めるこの頃、色と向き合う時を過ごしませんか? 草木の色は、その時々でいろいろな表情を見せてくれます。草木染めの過程の中で、移ろいゆく色の本質と出会い、様々な働きを通して色をいただくということを共に感じる時間にしたいと思います。

 

10:00〜12:30

定員5

 


 

涼やかな羽織ものを編む

 

 

暑い季節でも、体を守り、冷えないようにすることはとても大切です。

夏の装いに彩りと動きを感じさせるような一枚、

肩を覆うシンプルな羽織ものを 編んでみませんか?

麻や綿の素材を感じ、色や形を共に考えるところから始めます。

2、3のサンプルデザインからそれぞれの羽織ものへ展開していきます。

 

土曜日3 10:00〜12:30

定員8名

 


日々楽しむ草木の色

草木の色は様々なことを私たちに語りかけます。大自然の中で、庭の草花、台所の野菜、形と色彩の美しい調和は自然と私たちの心の奥深くに染み込み、また、

移ろいゆく様子は儚くもあります。そんな瞬間を感じ大切にしたいものです。

草木からいただくのは色をはるかに超えたもの、そんな体験を共有できる時間にしたいと思います。シンプルな染めをいくつか提案します。

10:00〜12:30

定員5名

 


 

草木の色で、ボールを編む

 

弾んだり転がったり、動の中にあり、

そして静止する。

ボールは解き放たれ、受け止められる。

球という形に触れ、浮かんでくる様々な

感覚を大切に、また、子どもがボールで遊ぶ姿を想像し、編み目や色を観察しながら

シンプルで美しいボールを作ってみませんか?

 

土曜日2週連続講座

定員8名 (編み物の初心者の方もOKです。)

 

 


帽子を編む 〜私だけの帽子、編んでみませんか?〜

 

 頭のてっぺんを感じ、

そこから渦巻き状にかぎ針で編み進む。

私の頭の形や特徴と向き合い

かぶるという姿を感じる中で、

特別な願いのこもった、私だけの帽子が生まれます。そんな帽子をかぶってみませんか?

 

土曜日3回 10:00〜12:30

定員8名 (かぎ針編みが初めての方はお申し込み時にお知らせください。)